見所満載の高知県を堪能していますが、4日目はNHK朝ドラにちなんだところをめぐって、何を堪能します?
高知城散策 高知県高知市
昨日は26332歩も歩いていました。さすがにこの歩数だったので、パーキングでの車中泊は一度も目が覚めることなくかなりの熟睡でした。 天神橋パーキングは外ですが、朝の身支度でお湯で顔を洗えるのはとてもありがたいことでした。
天神橋パーキングから歩いて繁華街を通り、昨日夜行った《ひろめ市場》を横切り高知城に。ちょうどいい朝の散歩になるくらいの所に高知城はあります。
繁華街には4月から始まるNNK朝ドラの「あんぱん」の垂れ幕やポスターがたくさん下がっていました。牧野博士に続いて今回も高知が舞台だったのですね。「アンパンマン」の生みの親《やなせたかし氏》も高知県出身だったことは知りませんでした。関係ありませんが、やなせたかし氏の誕生日と私も一緒です。ちょっと嬉しい!
この朝ドラは見てみようかなと思います。

高知城
朝7時半過ぎと言うのにちらほら人がいます。天守閣は9時からなのでまだ開いてないので上ることはできませんが、散歩するのに毎日来ていると話しかけてきたご婦人が「もう少し早く開けてほしいね」とおっしゃっていました。


桜の花とお城のコラボは王道の春の風景ですね。The JAPAN!!










高知と言ったら山之内一豊の妻の話は有名ですね。
名馬を夫に差し出す様の銅像がありました。世の旦那さんのあこがれの妻かもしれませんねぇ

朝ごはん
お城近くの喫茶店《SPOON》さんでモーニングにしました。
暖かい場所で、静かに流れる音楽を聴きながらいただく時間、特にゆで卵とサラダが妙に身に染みるおいしい朝ご飯でした。
+100円であんこのトッピングも付けて( ´∀`)bグッ!


商店街
商店街は朝は早いようで、お弁当屋さんはすでに開いてました。出勤の方が買って行くのかな?
こちらのかまぼこ屋さんの練り物がとても美味しそうでゲット! 一羽の鳥がお店の商品を狙って離れないようで、お店の方が天かす?みたいなものを放り投げると、鳥が上手にキャッチする場面に出くわしました。鳥も餌にありつけるまではあきらめないぞ!という意気込みの様子で、粘り勝ちの鳥さんでした。こりゃあ味を占めてますます離れなくなるのでは? ところでこの鳥はなんていう鳥なのかな?



天神橋パーキングに戻り、ここを出発したのは9時40分前でした。
今日の日程は昨日先に桂浜に行ったので、少しゆっくりできる日程となりました。
これから牧野植物園に向かいます。

高知県立牧野植物園 高知市五台山
9時50分過ぎに駐車場に到着。早く来た車から奥に停めさせられるという駐車場の案内。なんで早く到着した車が遠い所?


入口の正面にあるお店。
中に入ると、《胴ラン》とその中に採取してきた植物を入れた様を再現したオブジェが置かれてました。
興味深いオブジェ、この植物園を巡るのも今回の旅行の大きな目的地。まずは温室の方からまわっていくことにしました。


温室に入るとすぐに見上げるように高い円柱の建物が現れ、その中は温室独特のムンとしたにおいと、湿度も温度も高めの空気に覆われていて、不思議な空間に迷い込んだ感じにさせられます。
そのまま続く細くて左右両側をシダに覆われた通路を通って奥に入っていきます。


高温多湿で育つ植物ができるだけ自然な状態で植えられていて、それぞれの好みの場所があることがよくわかります。




温室ジャングルゾーンは、熱帯の花や果物の木々がたくさん植えられていて、日本にはないような珍しい色や形の花や実がありました。実は食べらられるのかな?
南国はなんて色がカラフルなんでしょう!


温室を出て、公園を散策すると、桜と春の草花が《咲いています》のタグが付けられて、見やすいようにされてました。
草花は小さな花が多く、看板を見てよく覗くと花があった!!と気が付くものもあります。
元々の山の起伏を利用してつくられた公園なので、上り下りも階段も多く、スロープがあるものの足腰が丈夫じゃないと大変です。
お遍路道もあるので、海外からお遍路をしに来て歩いている方も見かけました。






マクロで撮影すると花の形がびっくりするほどよくわかりますが、実際に目で見るだけではその形はわからないほど小さな草花も多い。改めて素晴らしい自然の美を感じますね。











牧野富太郎記念館(展示館)は階段広場部分がちょうど工事中でした。
博士の生い立ちからの生涯が詳しく展示されていました。私財をなげうってどころか莫大な借金をしても打ち込む植物への情熱があったからこそ博士の存在があるわけですね。
それにしても植物図の素晴らしいこと!!線がとてもきれいで陰影の具合も目を見張るものがあります。記念にファイルを買って帰りましたが、図鑑(図集)を買ってきたらずっと眺めているだろうなと思います。持って生まれた才能でしょうが、これこそ天才ですね。


入口前のレストランでお昼をしようと行ったら、1時間ほど待たなくてはいけませんでした。
のんびり待って、ハンバーグランチ&チキンランチを頂きました。今日は朝から洋食の日です。デザートにアイスもいただいて、満足!!ごちそうさまでした。


気が付けば4時間ほどここで過ごしたようで、出発は午後2時13分になっていました。
伊尾木洞 高知県安芸市
NHK朝ドラ「らんまん」のオープニングのロケ地になったところ「いおきどう」にも足を延ばしてきました。
月曜日の午後3時だったので、無料駐車場は停め放題でしたが、先に来ている観光客グループもありました。
足場の悪い所があるようで長靴の貸し出しもあるそうですが、そのまま行きました。


洞窟入り口からは想像できない洞窟の中。入ってすぐに荒々しく削られた岩が広がりったと思ったら、急に空が開けて空に向かって木々が生い茂っていました。


洞窟は周辺が海だった頃、波の浸食により出来た天然の海食洞で、高さは約5m、幅は約3mで全長は約40mとのこと(安芸市観光協会公式HPより)。岩の中に貝殻が見えることもあるそうですが、それはわかりませんでした。



石がごろごろ転がる沢を通ったり、ロープで上り下りしたりするので歩きやすい靴じゃないと危ないですね。雨が降った後は長靴は用意した方がいいと思いました。







ずっとずっと昔に海底で堆積したものが隆起して、隆起したものが侵食されてできた洞窟…あまりに自然のエネルギーが大きすぎて想像できません。
この洞屈の中にたくさんの種類のシダがあって、それを一つ一つ調べて絵にして図鑑にしてと打ち込む牧野富太郎博士も想像できないほどのエネルギーを持つ方だと改めて思いました。
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