屋久島最終日 7日目その1

屋久島 白谷雲水峡 太鼓岩 その他

7月4日木曜日です。あっという間の1週間です。

屋久島最後の朝

新宮之浦港の公園で車内泊した朝も、気持ちよく目覚めました。

今日もいい天気になりそうな空です。

いつものように、コーヒーを入れてAコープで買っていたパンで朝ごはんです。

7時前にはここを出発して、午前中いっぱい屋久島を楽しんで、種子島行きのフェリーに乗る予定です。

今日が屋久島最後の日。楽しむぞ!!

白谷雲水峡

朝7時ちょっと過ぎには白谷雲水峡に着きました。

パンフレットには 弥生杉コース約1時間10分、奉行杉コース約3時間、太鼓岩往復コース約4時間とありました。苔むす森までの往復は2時間半かかるとも書いてあり、はたしてどこまでいけるかわかりませんが、遅くとも12時までに戻ってこなくてはいけないので、時間を見てコースを決めようということにしました。

入口  ここからスタート  7時22分出発

入口に「ご自由にお使いください」と書いてあるところに杖がたくさんあったので、1本借りて出発しました。

昨日の千尋の滝より楽そうな道(^^♪
と思ったらここを登らなければ!
石を削って階段にしてある
花崗岩は滑らないから歩きやすい
二代杉 樹高32メートル 標高730メートル
飛流橋  
さつき吊り橋
鹿に遭遇
雨が多い=水が豊か
沢を渡る

くぐり杉にたどり着いたのは8時20分ごろ。伸縮するズボンと雨にぬれてもいいブーツを履いてきてよかった!!濡れているところも多く、濡れない&歩きやすい靴は必須ですね。

くぐり杉
木の根の階段を上って
土埋木を利用した階段を上って
シカが雨宿りするのをイメージして名付けられた
ベンチもあり休憩できる場所

「シカの宿」のそばには「白谷小屋」があり、トイレがありました。屋久島での登山では携帯トイレが推進されていて、ここでは回収ボックスもあります。

本格的な登山になるとトイレ問題は必須ですね。

「七本杉」までまだ8時半にもなっていません。意外に歩けるね!!私たち!

もうすぐ「苔むす森」です。

胸高周囲8,3メートル   標高840メートル
樹高18メートルの七本杉

林内は道しるべに派手なピンクのリボンが結ばれていて、所々にはロープを張って通り道をわかりやすくしてありました。それなのに私はピンクのリボンを見損なって、外れた方向に行くことがあり、「遭難するよ」と何度か夫に注意されました。なんで見損なうかなぁ…

石の道を登り
コケむす石を通って

「苔むす森」には8時半ごろ着きました。スタートして約1時間でここまで来れました。なかなかいい調子では?

「苔むす森」はジブリの「もののけ姫」の舞台のイメージになったところということです。

昨日の「ヤクスギランド」にもここまでくる道にも、同じように苔に覆われた石や木々の風景はたくさんありました。が、森の奥の方まで広がる苔むしたところはやはりここが一番かもです。

標高870メートル
ふわふわの苔
奥の方まで広がる苔むす森
見上げると大木に覆われ、その間から光が差し込んでとてもきれい!
頭上注意 なのにぶつかる私(汗)

夫的には、「苔むす森」までたどり着けたら御の字(上等)と思っていたそうですが、ここまで1時間ほどでたどり着いたため、しかもまだ体力的に余裕があるため、もうちょっと頑張って登ってみようということになりました。

7時22分に出発して遅くとも12時まで(できれば11時半まで)に下山の予定なので、なんとか行けるところまで頑張りましょう!

空洞になった木を覆うように木が茂る
木の中から空を見上げる
大きさわかるかな?

「苔むす森」から急激によじ登るような道もあって、ぐいぐい登って行く感じです。

武家杉公家杉  標高940メートル
石を歩く?水のところを歩く? 

パンフレットに苔むす森から先は「急勾配 装備と体力に注意」とあったのが理解できます。

それでも朝の光がキラキラ差し込んで、苔に着いた雫を輝かせているのは瞬時に気持ちを和ませてくれます。

よいしょっと
標高984メートル
標高990メートル
太鼓岩 標高1050メートル

なんと!標高1050メートルの「太鼓岩」に9時半前に到着しました!!ここが白谷雲水峡の終着点です。

早朝でもあり、人が少なかったので、岩の上に余裕で座ることができました(夫が)。人が多いときはリュックなどは手前で置いて、順番待ちで座らなくてはならないということです。

私は高所恐怖でとてもとても先まで行くことはできないので、手前から写真撮影だけしました。

太鼓岩に座って・・・あああ足がぞわぞわする・・・
お・お・落ちないでよぅ…

九州最高峰「宮之浦岳」もきれいに見えて、絶好の天気に恵まれました。こんなにきれいに山々が見えるのはなかなかないことのようです。

2000メートル近い「宮之浦岳」はすぐにガスで見えなくなることが多いようです。

朝早くから歩いたので、朝のさわやかな風や光に鳥の鳴き声の中、屋久島を大いに満喫できました。

標高1050メートル  くぅ・・・  リオのコルコバードのキリスト像を真似たらしい(なのに右手が見切れてた)汗 
すでに4,5人の登山者が絶景を楽しんでいました

太鼓岩でしばらく休憩して下山しました。下りは時間はかからないけれど、ひざを痛めないように気を付けて歩いていきました。

標高1010メートル 曲線的だからこのネーミング
木の幹も苔むしている

山を下る途中に、たくさんの登ってくる人たちとすれ違いました。ガイドさんと一緒に回っているグループや海外の女性一人の登山客もいました。軽装もいれば本格的な登山の格好をしている人もいました。私たちはかなり軽装過ぎました(反省)

屋久島では登山グッズのレンタルもあるので利用するのもありですね。

下りは膝に要注意
道を間違えてまた山を登って巡り合った二代大杉

「さつき吊り橋」を間違って曲がったので、「二代大杉」まで見ることができました。(また登ったけど)

「さつき吊り橋」に戻った時に出会った同世代の男性から「お宅たちは体力がありますねぇ。僕は苔むす森で断念して戻ってきました。二代大杉も行ったんですか??」と声をかけられました。

「二代大杉には行く予定はなかったんですが、間違って登ってしまって」と言うと「はぁ??」(唖然)「お先にどうぞ。ゆっくり歩きますので」と言われ、もしかして体力がある方なのかも!とちょっとうれしくなりました。

まさかの太鼓岩まで到達して、11時半前には戻ってきました!!バンザイ!

予定通り(予定より前)に戻れてよかった!!

約4時間の登山、目標達成です!

駐車場の係の方が、水を浴びたらいいよ!と教えてくれたので、駐車場脇にある山水で顔を洗いました。冷たくて気持ちがいい!!

汗びっしょりになった服を着替え(車の中で)、一路宮之浦港まで移動です。

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