シルクスクリーンを刷りなおす!

3月今日のレッスン トールペイント

いつもは2人のレッスンですが、今日はお一人様のマンツーマンレッスンでした。

シルクスクリーンを刷り直しした1日、どうやって刷りなおしたでしょう?

Mさん

先月ここまで進めていたシルクスクリーンの模様が、思ったイメージと違ったようで

「レースの部分をやり直したい!」とのこと。

縦に入れたスクロール模様と下に入れたレース模様が合わない感じ…気になる…とのこと。

であれば、思い切ってここでやり直す方が賢明です。気になるところは、あとで見てもやはり気になりますからね。

シルクスクリーンはメディウムを使って刷るので表面は凸凹の状態になっています。刷りなおすにはこれをきれいにはぎ取る必要があります。

そこでペイントナイフとアルコールジェルを用意しました。

やり直したい(レース)部分にだけアルコールジェルをのせて、ペイントナイフで均等に広げます。ナイフでそのまま擦るときれいにシルクスクリーンと下地の絵の具が取れていきます。

ナイフに着いたものは、キッチンペーパーでふき取りながら擦っていきます。これはまめにふき取った方がいいです。

きれいに取れたら、またベースの色を塗って新たなシルクスクリーンを刷ります。

やり直したのがこちら。全体がまとまって素敵ですね。

思い切ってやり直してよかったですね。

アルコールはアクリル絵の具を溶かしますので、他の部分に着かないように気を付ける必要があります。ジェルを使ったのは他に飛び散らないことと、均等に伸ばしやすいという理由からです。

昔描いた絵を描き直したい時など、ベースの絵の具も消して構わない時はアルコールジェルはおすすめです。リムーバーより安くて扱いやすいような気がします。参考まで。

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