車中泊1週間目となりました。朝5時に目覚める毎日。家では考えられない早起きの日々。
今日は山の方へ行く予定。さてどんな1日になるかな?
道の駅たからだの里さいた 香川県三豊市財田町
昨夜大いびきをかいていた夫。そのせいで喉をやられたようで風邪気味!なんてこと・・・
ここの道の駅は本格的なキャンピングカーが何台も停まっていて、位置的にも徳島との県境ということで使いやすそうな場所にあります。トイレも駐車場の前にあり、明るくてきれい。トラックのアイドリングが朝方ちょっとうるさかったな。



本日のスケジュールも盛りだくさんです。
いつものようにコーヒーを入れて、残していた《ずっしり芋食パン》で朝ごはん。
6時13分にこちらを出発。
祖谷渓谷に向かいます。

車窓から感動体験!
直進《大歩危》の道路標識が出てきました。徳島池田町と言えば池田高校野球部が思い出されます。一時は毎年甲子園に出場してましたね。この辺りの高校だったのですね。


およそ300万年前の大昔、瀬戸内海へ流れ込んでいたかもしれない吉野川が、この「ピンクの丸印」辺りで東に向きを変えた、というまさにその場所がここ!!


ここで本当に川が直角に折れ曲がっている!! すごい!!!\(◎o◎)/! 地球のエネルギーって半端ないです!高知県でも直角に折れ曲がっている所があるし、どれだけの地殻変動なんでしょう!
Σ(・□・;)


(゜-゜)うーん 写真じゃわからないなぁ…
祖谷渓谷 徳島県三好市
谷が深くなってくると、朝もやで山の稜線だけが深い青の輪郭を描き、幻想的な風景が目の前に広がります。



狭いカーブの続く道をひたすら登り、祖谷渓谷展望台に着いたのは朝7時頃だったでしょうか。


もやが谷底からどんどん上に上にと立ち上がり、さっきまで靄の中で真っ白だった谷底に深いエメラルドグリーンの川が見えるようになりました。


祖谷渓谷の小便小僧 徳島県三好市池田町
祖谷渓谷は日本三大秘境と呼ばれるところで、10キロにわたってv字型に深く切り込んだ渓谷です。走っても走ってもうねうねが続く登り坂。


車1台がやっと通るほどの狭いくねくね道をさらに行くと、頂上付近?突然急な曲がりカーブの先に《小便小僧》が立っていました!川の水面から200メートルの高さにある像です。
かつて、地元の子供たちが岩の先端で度胸試しをしたという伝えがあるそうです。男の子は昔から度胸試しが好きなようですね。男に生まれなくてよかったぁ ε-(´∀`*)


この辺りで祖谷川がひらがなの「ひ」を書くように大きく蛇行しているので、《ひの字渓谷》ともよばれるそう。もう少し高い所から撮影出来たらそれが見えると思いますが、ほんとうに「ひ」の形をしていました。
ホテル祖谷温泉 徳島県三好市池田町
《小便小僧》からすぐ近くにある温泉宿。ケーブルカーで200メートル下の祖谷渓の谷底にある露天風呂まで降りていくという。傾斜角42度!断崖をゆっくりケーブルカーで降りて温泉とは\(◎o◎)/!


風邪気味じゃなければここの温泉に入りたかったね。

ここで立ち寄り湯を考えていましたが、湯冷めしたら…(-ω-;)ウーン ちょっと心残りだけれど。次に来るときの楽しみにしようね! 立ち寄り湯大人1人1900円
道の駅にしいや 徳島県三好市
深い渓谷を走る道は崖の際にあり、車1台がやっとなので、離合する(すれ違う)ところは少し広くなったところじゃないと無理。
ピンクの枠で囲んだものは、対抗車が来ると《対向車あり》の文字が光るので、広くなったところで待機してすれ違うようなシステムになっていた。 待つ気のない車は容赦なく突っ込んでくるので、こちらが大人になって待つしかない…
次の目的地は《かずら橋》なのだけど、まだ7時40分。8時オープンなので、《道の駅にしいや》に立ち寄ってから行くことに。
ここにも車中泊の車が停まっていました。お店も駐車場もこじんまりとした道の駅です。



祖谷のかずら橋 徳島県三好市西祖谷山村
《道の駅にしいや》から車で5分ほどのところにある《祖谷のかずら橋》にはオープン時間8時に合わせてやってきました。《かずら橋》は一方通行になっていて、入口近くの駐車場は1回500円出口近くだと300円でした。缶が下げてあって、その中に料金を入れるようになっていました。カメラで撮影しているようです。


客もいなかったので、料金所の方にかずらの架け替えのことを聞いてみると、3年に1回架け替えをしていること。かずらが少なくなっていること。若者に架け替え作業の伝承はしっかりしていることなど、聞くことができました。 かずらを植木鉢で育てている最中ということで、かなり驚きました。
かずらは山に行けばどこにでもあると思っていたのですが、・・・ちょっと思いもよらぬことでした。橋に使える太さのかずらとなると少ないのですね。何事も続けるというのは大変なことですね。




かずらで上手に編んであること!

かずらで編んだ橋は下が丸見えなのでそろりそろりと歩いて渡る…長さ45m、一人で渡ると揺れないから大丈夫大丈夫…足がずぼっとはまりそう…


橋を渡り切ってすぐ左に行くと「琵琶の滝」がありました。落差40m


河原へ降りて《かずら橋》の方を眺めると、ピンクにの桜がたくさん!とてもきれいでした。
と思っていたら、観光客がいつの間にかたくさん橋を渡っている!! 早く来てよかったぁ(^_^)v


祖谷川の水はもちろんきれいで、やはりブルーグリーンです。石を拾ってみたら石の色がブルーグリーンでした。あとで調べたら《阿波青石》というこの地独特の石だそう。なるほど!!納得です!




《かずら橋夢舞台》という物産館が駐車場につながっているところにあり、土産や食堂がありました。一角に《かずら橋》の架け替え作業という展示があったのですが、その内容を読むとさっき聞いてきたよりもっと手がかかる作業のようです。これから永遠に続けられるのだろうか…少し心配になります。


8時50分に《かずら橋》を出発。
道の駅にしいや
9時ちょっと前に再び道の駅にしいやに。お店も開いたばっかりでよかった!
ここで販売されていた柑橘類はちょっと傷アリだけど、街中の半額! 感激(⌒∇⌒) 風邪具合が早く良くなるように2袋買ってたっぷりビタミン補給するよ~!!


かんきつ類は清見とはるか、のど飴を買って、次の《大歩危》に向かいます。9時3分出発!
ホテルかずら橋
途中《ホテルかずら橋》がありました。こちらもケーブルカーで露天風呂に行くホテルです。
が、こちらは山の高台に登って行くケーブルカー。《天空露天風呂》と呼び見晴らしは抜群のようです。日帰り入浴大人1人1200円。 実は先ほどの《ホテル祖谷温泉》かこちらに入ろうと検討していた所。どちらもいい所ですよねぇ・・・いつかきっと!


まだまだ7日目は次に続きます。
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