ペギーストッグディル先生デザインのパケットの作品を描きました。
ハイキーバージョンはずいぶん前に描いていましたが、今回はローキーバージョン「Floral Medley on black」を描きました。
素敵な図案は眺めていただけで、なかなか「よし!」と心をきめて取り掛かることができずにいましたが、そうこう言っていると描かないままになってしまいそうで、やっと重い腰を上げたわけです。
2月上旬から3月まで約1か月半かかりました。
第1段階

作らなければならない色Mixが10色ありました。
すべての色をMixしても描いている間に乾いたらどうしようもないので、メインの大きな薔薇のミックスを作って薔薇を描いたら次の花の色をミックスするという形で進めていきました。
参考にする写真は途中経過のものはありません。第1段階までの写真とかあればいいのですが、完成したペギー先生の作品の写真だけを頼りに描いていくしかありません。
写真では、どう見ても第1段階では表現できないところがとても多くあり、本当にこれでいいのか?と不安になるくらいでした。
1度絵具をのせたものの、ミックスが悪かったり、のりが悪かったりしたのはすべて同じ作業を2回繰り返しました。

図案と写真を見比べながら、色、形、流れなどなど気をつけるところが満載で、なかなか前に進めない作業が続きました。
背景のグレーズがこの作品の大好きなところです。グレーズをするには花や葉が乾いていないと作業できません。オイルが乾くのに2,3日待っての作業です。
チューリップは第1段階ではグレーバリューで描いておきます。バラやピオニーの花芯はパケットには第1段階のところに書いてありましたが、最後に入れることにしました。
完成まで

第1段階が乾いた後、第2段階に入っていきますが、バックグラウンドのグレーズが足りない所発見!!またその作業・・・パケットには書いて無かったよね…ぶつぶつ独り言が増えます。
影響のない所をグレーズが乾くまで作業していきました。
一通りすべてのモチーフに色が入ったら、いつもの第2段階に入っていくわけですが、問題発生!
パケットの最初に書いてある必要なパーマソル(透明絵の具)はブラックだけしか書いてなかったのに、パーマソルレッド、オレンジ、イエローブルー、グリーンと後の方に書いてある…
ペギー先生は几帳面に全て書いてある認識でした。

パケットはざっくりでも最後まで目を通すようにと生徒さんたちに言ってきているのに、自分ができてない…😞いけませんね…
パーマソルはずいぶん前に買っていたものがあったので(オレンジ以外)助かりました(*’▽’)
パーマソルは彩度がとても高くてグレーズするとビビってしまうほど鮮やかになってしまいます。用心しながら濃くならないように入れて、すぐにシェイドとハイライトを重ねていく作業をひたすら行いました。
パーマソルを使っていくと見本の写真のような色合いになってきてやっと納得できました。

葉の色に関しては、写真の仕上がりの色とどうも違う感じがあり、どうしたものかと思っています。
完成した作品はこちらです。実物よりかなりもやっとした写真になっています。
実際は彩度が高くてゴージャスな感じの作品になりました。はたしてそれでいいのかどうかわかりませんが。
しばらくこのままにしておいて、あとで気が付いたところがあったら手直しできるようにニスは塗らずに置いておくことにしました。
絵具はもちろん冷凍庫に入れて保存しています。
ハイキーとローキーの作品比べ
ペギーストッグディル先生の同じデザインの色違いの作品を並べてみたいと思います。
背景の色が明るいものを「ハイキー」と言い、暗いものを「ローキー」と言います。
ハイキーの方はかなり前の作品なので、グレーズはとても下手です(汗)ただ描きたいだけで必死に描いた記憶があります。仕上がった時はめっちゃ上手に描けた!!と思ってました(笑)






同じデザインのものでも、背景の色、花の色を変えるとこんなに表情が変わりますね。ハイキーは優しい感じがします。ローキーはドラマティックな感じです。
皆さんはどちらがお好みですか?
ペギー先生はハイキーを描いた後、生徒さんたちのリクエストでローキーを描いたそうです。
これだけの作品をデザインに色をまとめ上げるすごさに改めてリスペクトしました。亡きペギー先生のセミナーまた受けたかったなと思うこの頃です。
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