屋久島満喫  6日目その2

ヤクスギランド こだま その他

フルーツガーデン

10時過ぎになんだか怪しげな「フルーツガーデン」に立ち寄りました。道を挟んだ向かいに無料駐車場があります。南国のうっそうとした植物に囲まれた小道を進んでいくと

フルーツガーデン入り口
南国の植物に囲まれた小道
チケットは立派!

ヤシの葉?で作られたような家・・・密林の中、ターザンが住んでいそうな小屋がありました。中にはおじいさんが一人いて「いらっしゃい」と声をかけてくれました。

こちらで入場料一人700円を支払うとフルーツ盛を出してくれました。島バナナ、スイカ、マンゴー、パッションフルーツ、たんかんの盛り合わせです。たんかんは冬の収穫だそうで、冷蔵保存していたものということでした。南国のフルーツが大好物の私には、めっちゃ満足のおやつでした!

小屋の中 窓はなく扇風機は自分でつけて 
南国フルーツの盛り合わせ
タコノキ
フルーツガーデンの中の湿地

フルーツガーデンの中は「通れるところを通ってね」と言われた小道を散策できるようになっていました。うっそうとした木や見たこともない奇妙な木が生い茂り、湿地には大きな鯉もいました。「パラダイス」が好きな方にはおすすめかも!

青空にヤシの木が映える
木肌が怪しい感じ

中間のガジュマル

フルーツガーデンの近くにある中間のガジュマルにもちょっと立ち寄りました。

川岸のガジュマルはおどろおどろしいほど大きくて、アーチになっていました。私の知っているガジュマルが大きくなるとこんなになるのかと信じられないほどの大きさです。

NHK朝ドラの「まんてん」のロケ地とありましたが、見てないので(? ?)

これがガジュマル?

湯泊温泉

11時ごろ湯泊温泉に到着。ここは以前は何の囲いもない、もちろん男女の仕切りもない(ひざ下くらいの仕切りはあったみたい)温泉で、女性は入り辛いところだったそう。ここでもまたフェリーで一緒だった広島の方とばったり遭遇!!同じようなところを訪れているようです。

手作り看板がかわいい
温泉入り口  
一人300円の入浴料は左側の筒に入れるようになっている。現金がない人はQRコードでの決済もできるようになっている!
海水浴もできるところなので更衣室も完備されている

現在はビニールハウスのような建物で覆われて、男女の仕切りもありました。

女子風呂は水着を着て入ったと思われる海外の人3人がちょうど上がったところでした。水着はダメなはずだと思ったけど?

温泉入り口から左側にビニールハウス ここが温泉!
女湯 入口

仕切りがあるとはいえ、農業用の黒いシート?お風呂の仕切りの下の方まではシートはなく、お風呂に入っているとシート越しに人がいるのがわかる感じです。

このお風呂が蒸し風呂?サウナ?というほど暑くて、端っこにつくられた脱衣コーナーは下の砂利が暑くて暑くて着替えるのもままならないほどでした。いちいち湯船に足をつけながらでないと足裏をやけどしそうなくらいでした。

温泉はちょっとぬるめで塩気がありました。温泉に入ってさっぱりしたというより、着替えて汗かいた!!という感じでした。

日が暮れる頃か早朝にここの温泉に入ったら、海を見ながら入れて気持ちがいいんだろうなと思います。夏の昼間はお勧めできません!

サウナのようなお風呂
脱衣場??  

千尋までの道

丸い屋久島をぐるりと1周する道の南側あたりを走っていると、目の前に特徴的な山!

モッチョム岳です。

千尋(せんぴろ)の滝

12時ごろ到着しました。駐車場横にあった展望台に上ってみると、南側の海が広がっていました。

手作りマップがここにも! よくまとまっています

千尋の滝は先ほどのモッチョム岳のすそ野にあります。巨大な1枚岩がそれはそれは大きくてすばらしいです!

滝が思ったより遠くに見えるので、遊歩道を歩いて滝の近くまで行ってみることにしました。

思ったよりもどんどん坂道を下っていく・・・ということは帰りはこれを登らなくてはならないわけです。

滝の近く、できれば滝壺まで行こうと思っていましたが、ごろごろした花崗岩があるところまでしか行けず、先ほどの遊歩道を登って戻りました。滝の落差(60メートル)や滝のダイナミックさや滝を身近に楽しむには「大川の滝」のほうが圧倒的にすばらしいです。

吊り橋

遊歩道を往復40分ほど歩きました。駐車場にある売店で飲んだ冷たい「たんかんのジュレ」が、とても美味しく一気に元気になりました。

ここからムッチョム岳に登る人もいるのでしょうね

第2展望台に上ってみたら、滝の全貌がきれいに見えました。ここが一番いい見どころのようです。

展望台から海を臨む
狭い土地に整備された田畑が見える

駐車場に戻ると、また広島の方とばったり会いました。遊歩道にかかる時間を聞かれて40分と答えると「うーーーんどうしようかな」とお返事。第2展望台がおすすめだと伝えて別れました。

トローキの滝

ぼんたん館に車を停めて、道を挟んだところから遊歩道を渡って滝を見に行きました。車のナビの案内が下手で、トローキの滝ではないとんでもない所へ連れて行ったので、トローキの滝には1時半を過ぎての到着でした。見知らぬ土地ではナビが頼りなのに…

この滝は日本で2つしかない海に落ちる滝。滝壺は海です。

雲の中になってしまった山はモッチョム岳。目まぐるしく雲が動く屋久島の空です。

今日のランチ

2時過ぎに近くの「おうちごはん オアシス」でお昼を頂きました。

一人で切り盛りされていたので、こちらが手伝いたくなるような慌て様でした。

チラシ寿司定食とトビウオのさつま揚げ定食をいただきました。 さつま揚げ定食は白ご飯だったのに、白ご飯がなくなったらしく白ご飯がちらし寿司に代わりました。(ラッキー!!)

これにデザートのアイスがついて1000円と1200円!!安い!! トビウオさつま揚げ定食がおすすめです!

ヤクスギランド

ヤクスギランドに到着したのは3時半過ぎでした。「ヤクスギランド」のネーミングから屋久杉のあれこれを案内している施設?くらいに考えていたら整備された登山道でした。

コースが5つあり、30分コースから210分コースまでありました。時間がちょっと遅くなっていたので50分コースか80分コースくらいかな?歩きながら決めようということでスタートしました。

この時間から行く人は少ない
案内図  パンフレット
チケット 白谷雲水峡の割引付き
パンフレットがとても分かりやすい
くぐり栂(つが)
手を伸ばしても届かない大きさ
こだまがいました

コケがたくさん。

長い年月を感じる森です。

江戸時代に伐採されて、利用されなかった幹などが放置されて今でも腐らずにそのまま残っている残材(土埋木)があちこちにありました。

よく整備された遊歩道
土埋木(どまいぼく)
あっという間の荒川歩道
谷筋には水が流れてます
狸さんもいました
このあたりで4時 80分コースは行けそう
荒川橋(吊り橋)
時々木の根の間を登って行く
土埋木を利用した階段が歩きやすい
水がとてもきれい
荒川橋のすぐ下は大きな花崗岩
次の命が育っている
つつじ河原で花崗岩を渡って遊ぶ
下まで降りて川の水を飲んで小休憩
かわいい花が咲いてました
木の根を利用した階段
沢津橋(吊り橋)
樹高約21メートル 樹齢推定1800年 胸高周囲8メートル
くぐり杉
清涼橋の脇は大きな土砂崩れ
森泉 売店休憩施設はすでに閉店

80分コースを歩いて、5時頃戻ってきました。

天気も良く、人もいなくてゆっくり楽しく山登りができました。

もう少しゆっくり時間があれば150分コースか210分コースも楽しいだろうなぁ。

体力のあるうちにまた来たいなぁ。

尾之間(おのあいだ)温泉

車窓から見る屋久島の山々

標高1000~1300メートルのヤクスギランドを下山して、モッチョム岳すそ野の「尾之間温泉」を目指します。

ヤクスギランドを歩いているときは高さを感じなかったけれど、車に乗って山を下りるときは、とても高い所にいたことを実感します。

屋久島の山々がとてもきれいです。しかし険しい!!

尾之間温泉 駐車場は広い
尾之間温泉入り口 風情あるたたずまい
今は使われていない足湯

今日のお風呂はこちらの「尾之間温泉」。1日中屋久島のあちこちを歩き回り、最後はヤクスギランドで80分間山を歩き回ったので、しっかり疲れを取りたいと思います。とはいえ今日は2回目ですが…

しかしながら、やはりこちらの温泉も熱い!!湯船の底には川底のような小石が敷き詰められていて、そこから源泉が湧き出ていました!頑張って入りましたが、胸当たりまで入ってギブアップでした!

地元の人たちも多く使われていて、皆さん気軽に声をかけてくれました。

お湯にゆっくり浸かるというより、体をゆっくり洗ってチャチャっとお湯に浸かってさっさと帰る人が多いようです。

今日の夕食

安房のAコープで総菜や飲み物を買って、昨夜と同じ場所で車中泊をすることにし、そこでビール&ご飯を頂きました。

お腹が空きすぎていて、写真を撮るのも忘れてました(笑)

コメント

タイトルとURLをコピーしました