ぐるっと四国1周車中泊の旅2 紫電改展示館から道の駅大月まで 

月光桜 その他

道の駅みしょうMICから次の目的地へ。

紫電改展示館  愛媛県愛南町

道の駅みしょうMICからおよそ10分ほどでこちらに到着しました。

山道を登って行くととても高い塔がありました。今は動いていない宇和海展望タワーです。タワーに当たる強風で、なんだか気味悪い音が鳴っていました。作ったもののいつかは朽ちるだろうあのタワー、これからどうするのでしょう。それにしてもあのタワーから見る景色は360度見渡せて圧巻だったでしょうね。高所恐怖症の私は登りませんが。

紫電改展示館は入場料、駐車場ともに無料。朝9時から夕方5時まで開いている施設です。

私は戦争の事実を知らない世代ですが、実際にこの近くの湾で見つかり引き上げられた実機を目の前にし、この紫電改に乗っていた若者や見送った家族のことを思うと、胸がキューっとしました。ただ、物資も厳しかった戦争後期にこれだけの立派なものを作る技術にも驚きました。この「紫電改」日本で現存するのはここだけだそうです。

午後3時半過ぎにこちらに着いて、30分ほど見て回りました。珍しく夫がファイルを手にしました。ここでしか買えないお土産も置いてあって、撮影不可の漫画家の先生の作品も飾られていました。平日のこの時間でもパラパラ見学者もありました。

紫電改展示館
展示館から見下ろす入り江
陽光桜

展示館の外は、入り江が見渡せて見晴らしのいいところです。陽光桜は濃い色のピンクの桜のようですが、すでに花は散っていました。早咲きの桜(彼岸桜)に近い種かもしれません。

外泊(そとどまり)石垣の里 愛媛県愛南町

入り江を走っていると急に現れたこの小さな集落。入り江に面した急斜面には斜面に張り付くように石垣が整然と積み上げられていました。民家はかなり少なくなっていて、空き地の方が多くなっていました。

狭い石垣の間を通る道と階段
以前はここにも住宅があった

どれだけの年月をかけてここまでの石を積み上げたのでしょう?自分の背丈より高いほどの石垣もあります。

石と貝殻のコラボ!かわいい!!
かつては賑わったのでしょうね
エッジがきれい!

この地区の誰かが石に絵を描いたものでしょうか。石垣の上にそっと飾られていました。

とても愛らしい絵がほっこりさせてくれます。

どこに行くにもこの急斜面を上り下りしないといけない生活は、とても大変だと思います。年を取ったら住めません。

石に描いたマトリョーシカ

以前「初めてのおつかい」でこの民宿に住む少女が出ていました。(と思います)

出かける時には当たり前のようにこの集落の端にあるお墓に行って手を合わせていたことや、複雑に入り組んだ道を走り回る少女に翻弄される撮影スタッフがとても印象的でした。

民宿前の通りには石に描いた絵がたくさん飾られていました。どれもとても上手です!自由でのびのびしている子供たちが想像できます。

駐車場横の小さな資料館(トイレあり)にはすばらしい魅力的なアート作品が見られます。石に描いたとは思えないほどです。貝殻で作ったステンドグラスもとってもすてきでした。

小さな資料館のトイレに災害時の時のために詳しいメッセージが貼ってありました。海がすぐ前にあるこの地区ではいざと言う時のためのことがきちんと取り組まれていると感心しました。

外泊集落に桜が咲き始めています
迷い込みそうな石垣の集落

外泊を夕方5時ごろ後にして、今晩ゆっくりする予定の一本松温泉に向かいました。

外泊の海から山道へ3キロも行った頃でしょうか。道路わきの木に猿が3匹!

あっ!と思って車をゆっくり走らせていたら(他に車はいない所なので)3匹が猿団子のように固まったかと思ったら素早く飛んで逃げていきました。

海のすぐ横は険しい山です。猿もいて当たり前なんですね。

一本松温泉あけぼの荘  愛媛県愛南町

初日のお風呂と夕食はこちらにしました。

こちらは宿泊もできる施設です。

お風呂は受付が、夕食はラストオーダーがどちらも夜8時半までなので要注意です。

施設入り口横に食堂がありました。一瞬開いているのかわからない感じです。施設の中からも入れるようになっていると後でわかりました。

半チャーハン&半ちゃんぽん+じゃこ天もしくはカツオのたたき定食(1000円/1人)にして、それぞれ別のものを頼んでシェアしていただきました。

ちゃんぽんは九州のとは違って鳥だしかな?さっぱりしたちゃんぽんです。じゃこ天は薄くてちょっと残念!じゃこ天に添えられた大根おろしにかけた醤油が((+_+))…合いません。カツオのたたきはOK!

食事を終えてからお風呂に。65歳以上は50円引きで450円でした。2人で950円。朝は11時からなので朝の入浴はできませんね。きれいな施設でアメニティーもあり良心的な温泉(銭湯)でした。

施設の傍にあった地図。上に載っているオブジェは何でしょう?

地図を見ると別府から八幡浜、宇和島を通って南下してきたのがよくわかります。

1日で300キロほど走ってきたようです。

まだまだこれから楽しいことがたくさんです。

月光桜  高知県大月町

旅行に立つ前に見つけたこの時期ならではの≪月光桜≫ 近くの道の駅に寄るつもりだったそうで計画に入れてもらって大正解(*’▽’) もうすぐ桜祭りもあるようでライトアップされ始めたころだったよう。

実際が何十倍も美しい月光桜
桜の大きさが伝わるかなぁ?153cmの私と比較して想像してね
下から見上げるとまるで血管のよう
見上げた月光桜

ライトアップされた桜が、近くの水田に映りこんで逆さ月光桜まで見ることができました!!

田舎道を来るといきなりわーーーっと叫びたくなるような大きくてひときわ目立つライトアップされた月光桜が目に入ります。

すぐそばに駐車場も臨時のトイレも設置されていて、桜のある所までの山道も整備されて明かりも付いていました。

すでに2,3人の人が来ていて、帰るころにも3台ほどの車がやってきて、これから人気の名所になるのではないでしょうか?

一番いい時期に見られて幸せです!

道の駅ふれあいパーク大月

道の駅大月のすぐそばにローソンがあるので、今晩のビールを買って行きました。

夕食もご飯も頂いて夜8時には到着したので、あとはビールを飲んでゆっくり休むだけです。

こちらのお手洗いは、駐車場のすぐそばにあり人感反応で明かりがつくし、外に扉があるのでお手洗いが暖かいのがうれしい。もちろん洋式のシャワートイレです。

道の駅は売店は夕方5時まで産直売り場は6時までなので、私たちが到着したときは当然締まっていました。スタンプも押せないので残念!

明日はこちらからスタートです。

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