想像以上! レストラン列車《ことこと列車》はおすすめ!! その1

旅行

「撮り鉄」でも「乗り鉄」でもない、とにかく乗り物全般が大好きな夫は、「乗り物」の情報を録画しては詳しい説明付きで私に教えてくれます。(私の頭には定着しませんが…(;’∀’))

乗り物はただの移動手段だと思っていただけで全く興味のない世界でしたが、その中で見た《工業デザイナーの水戸岡鋭治さん》の車両は、ちょっと気になっていました。特に「ななつ星」にはいつか乗ってみたいなぁ・・・と思っていたけど、お値段聞いてびっくり(゚Д゚;)(ヾノ・∀・`)ムリムリ

そんな折、「水戸岡さんのデザインした車両でこんなのがあるよ~」と見せてくれた《ことこと列車》これってななつ星じゃないと?素人目には同じように見えるけど…(笑)

近場でこんな列車が走っているとは!!二つ返事でOKすることに(^▽^)さっそく「平成筑豊鉄道レストラン列車ことこと列車」の予約を旦那に頼みました。

初めてのレストラン列車、どんな列車だと思いますか?

旧産炭地の第3セクターの路線を走るディーゼルカーを、水戸岡鋭治さんが見事に変身させた列車です。2両だけのディーゼルカーを「ななつ星」で表現した世界観に通じる美しく特別な空間に作り込んだとても素敵な列車です。

なお、自分の写った写真についてはお見苦しい点があるので、AIにて一部修正した写真を載せています。お許しください~(笑)

まずは予約

Webで調べると2026年は4月から11月までの土日・祝祭日だけの運行です。

列車は1号車と2号車があり、それぞれの座席種類ごとに予約するようになっています。

1号車の4人掛けは3人以上で申し込まなければいけませんが、2号車は4人掛けに2人でも大丈夫です。

2号車には二人掛のソファー席があって、2人で隣同士に座る席になっています。

1人で参加の方は2号車の2人掛の席もしくはソファー席のみとなっています。

思い立って最短の都合の良い日・・・空いてるかな?

運良く2人掛の2号車の席が空いていました!!

1人19,800円ちょっと高い気もするけれど、「ななつ星」に比べたらめっちゃ安いではありませんか!帰りの乗車券(平成ちくほう鉄道のみ)も込みなので、なおさらお手頃価格では?

《思い立ったが吉日》です。行こうと思った時が行く時と思って最近は行動しています。

早速ぽちりました(^^)v

出発10日前にメールで「最終日程表」が送られてきます。これをプリントアウトして準備完了です。(携帯に保存しておくのでもOK!)

平成筑豊鉄道1日乗車券も兼ねている日程表

いよいよ出発

集合場所は「直方(のうがた)駅 平成筑豊鉄道乗り場」集合時間は11時15分。

JR鹿児島線の折尾駅から筑豊本線に乗り換えて行きます。

新しくなった折尾駅を利用するのは初めてで、急に近代的な駅になっていて挙動不審になってしまいました(笑)大昔、折尾駅の階段は丸くすり減っていて、暗いトンネルを通ってホームに行ったような・・・そんな記憶がよみがえりました。

これから乗る筑豊本線に停まっている車両、なんだか水戸岡さんのデザインみたいな感じ・・・

「DENCHA」とあり、《架線式蓄電池電車》だそうで、これで直方まで行きます。

白と青だけの色なのに、このデザインがかっこいい!!

停車中に架線から充電して、大容量の蓄電池に電気をためて線路を走る電車だそうです。たった10分の充電で90キロ走れる電車なんだって!!

「DENCHA」の車内に入ると「水戸岡さんデザインの電車」だと確信しました!!

キャラクターの「KURO」くろちゃんがいました。

直方までも水戸岡さんのデザインを楽しめるなんて、めっちゃ嬉しいではありませんか!

扉のくろちゃんは全部違う格好
扉は自分で青を押して開け
黄色を押して閉めるんですって!

座席のシートは列ごとに違うデザインのシートで、水戸岡鋭治さんの特徴的な使スタイルですね。

背もたれは木製で、ドア脇の席はヘッドレストが付いていて高級な感じです。

どのシートも素敵な模様で目移りします。 

車内のいたるところに水戸岡さんのこだわりや優しさが詰まっているなと思いました。ちょっとした仕切りも直線より優しいカーブが多く、車両出入口にある吊り革も円形に配置されていたり、高さが違っていたり気遣いがすごいです。 隣との車両の間にある扉はすりガラスのようにデザインされていて、透明の扉よりずっと高級で優しい気分になるデザインです。

床の模様までこのこだわり!!

QRコード?って思わず携帯をかざしてみたくなるようなデザイン。

そういえばいつかのテレビ番組で検証してましたね。どれもどこにもリンクしていないということでした。

水戸岡先生のアイディアすごすぎです!

集合!

直方駅まで約20分「DENCHA」を楽しみました。

ここが集合場所の《平成筑豊鉄道のりば》横にはこじんまりとした待合室がありました。

待合室の壁に貼ってある《ことこと列車》のポスターがかわいいです。

早めに到着したので列車はまだ来ていません。

直方駅の表玄関の方に行ってみると、直方出身の《大関魁皇》の像がありました。

《魁皇》の像の前はどこからともなく人が集まってきては集合写真の撮影があってました。

タイミングよく誰もいない時を狙ってさっさと撮らないとね。

集合場所に戻ると《ことこと列車》が到着しました!

かわいい赤い電車です。隣の一般車両と同じ形の電車とは思えません!

文字のフォントにこのロゴマーク!!う~~んステキ!!

「COTOCOTO」の「T」をつるはしにしているなんて!《筑豊》=《炭鉱》=《つるはし》

わかっているけど、こんな素敵なデザインにまとめるのは、さすが水戸岡先生のセンスですよね…(((uдu*)ゥンゥン

車内

列車に一歩足を踏み入れると、水戸岡鋭治先生の世界に包まれます。クルーの方に導かれて自分たちの座席へ案内されながら、右も左も上も下もキョロキョロ見回すばかりです。

すてきすてき!! 贅沢な空間に圧倒されるばかりです。

4人掛けのテーブル

《大川組子》の仕切りがとてもきれいです。

天井も見とれてしまう

ドイツ製のガラスで彩られたステンドグラスの天井は、一つ一つ模様の違うガラスを使ってあり、空調の吹き出し口には《ことこと列車》のロゴマークの鉄板がはめられています。

白1色に見えるガラスがすべて違う模様のガラスなのに、写真でわかりにくいのが残念です。

ステンドグラスの色が床にも写り込んでいて、その手の込んだ床をさらにグレードアップさせていました。

私たちが乗る2号車はグリーンのソファー、1号車はブルーのソファーで雰囲気が違います。

私たちの席は向かい合わせで座る2人用の席です。

窓がまるで額縁のように《大川組子》《組木》で縁取られて、遮光のよしずも木製です。

《ななつ星》の車両とよく似たしつらえになっています。

座席にも素敵なロゴが入れてあり、壁のすべてが違う絵が飾られていました。

球体のランプも特徴的!丸いものがお好きなんでしょうね!かわいい中にレトロさもありますよね。

運行コースとお食事

およそ3時間半かけて直方駅~行橋駅を行きます。

直方駅 11:32発

席に着くと定刻に列車は走り出し、聞いたことのない声の歌が車内に流れ始めました。なんか平成筑豊鉄道が何たらと歌っているようです…

テーブルの上にはメニューが石炭を重しにして置いてあり、「もち吉」の水が置かれていました。

いつものお昼ご飯の時間より早い時間なのに、お腹が空いてきています。

石炭の下に置かれていたものはこちら。食事が楽しみ!!その前に飲み物を選ばないと…

クルーの方が、テーブルごとに飲み物の説明をして回られました。

説明を受ける前に「すみませ~ん!」と注文しようとするお客さんもいて、居酒屋のノリです(笑)

説明を聞くとどれも心惹かれる飲み物です。迷うなぁ~

夫は《TAGAWA元気が出るビール》私は《福智町キティ》を注文しました。

初めてのレストラン列車に乾杯!!

今日は車に乗らないつもりで来たので、アルコールを楽しまないとねぇ~(*´艸`*)

ビールも一口いただいて・・・甘い香りのビールなのに、味は結構辛口の元気が出そうなビールです!

ドイツの麦芽を使って門司港レトロで作られているビールでした。地ビールは個性があって楽しいですね。

とよみつひめイチジクのソルベ、プチプチが残っていてすごくおいしい!!ソルベだけ買って帰りたい!!

車窓からの「福知山」の眺めなど車内放送で案内されながら列車は進んでいきました。

窓からの眺めが1枚の絵のようです。窓枠の効果ですね!

飲み物を味わっていると最初の料理《ことことボックス》が出てきました。クルーの方がボックスの中の9つの料理が沿線の9つの市町村の素材を使った料理だと説明されました。

沿線沿いの皆さん頑張ってらっしゃるんです
包みを開けるワクワク!
かわいい焼き印の蓋を開けるドキドキ
おお~思わず声が出てしまう!目で見ても美味しそうな料理の数々
⑧は成金饅頭かと思ってた(笑)
( )は沿線沿いの市町村名

小さい箱の中に詰まったお料理のおいしいこと美味しいこと!!

ほんの一口のようで、口いっぱいに広がる素材のうまみと優しい味付けの数々で、どの調理もすべてゆっくり味わっていただかないともったいない!

ブロッコリーは青虫の餌だと食べない夫が「これはうまい!」とぺろり   (´・ω`・)エッ?

個人的にはエビのロールキャベツ、ウドのきんぴら、キンカンとジャンボンブランはやばいくらい美味しかった(゚д゚)ウマー

包んであることこと列車のロゴマークのハンカチは持って帰られるお土産でした(^^)v

かつおの竜田揚げサンド

⑧はいろんな野菜も一緒に挟んであってバランスが良くてもちろんおいしい!!

食事に夢中になって外を見るのも忘れがち(;^_^A)

麦がきれい

田川伊田駅  12:01着 12:05発

「月が出た出た月が出た」の歌詞の舞台の炭鉱跡。あの煙突が「お月さん煙たかろ」なんですね。

車内は何かしら関係のある音楽が流れていて、《井上陽水の少年時代》や《山崎ハコの織江の歌》はすぐにわかった曲でした。陽水はこの辺りの出身だし、織江の歌は「青春の門」のイメージソングですよね。

二本煙突

途中クルーの方のゲームがありました。(ネタバレ注意!)

「沿線上にある駅名で、平成筑豊鉄道の現状を表しているのは何?」と言うものでした。夫がすぐに手を挙げて「あかぢ!」と答えると「赤字だなんて!なんてこと!!」などと、しばしお笑いタイムでした。

正解のプレゼントも「山小屋のお食事券2名様分プレゼント!!」と言いながら、「赤字」のため嘘でした!などと喜んだりがっかりしたり…最後には「成金饅頭」のプレゼントをいただきました!

ラッキー\(^_^)/

沿線の方が手作りされた水引のストラップのプレゼントもありました。

紅白のとてもかわいいストラップです。ひとつづつ丁寧に作られていて、ラッピングもかわいいです。ありがたいですね~(人”▽`)ありがとう☆

マクセル/IZUMI号 
ラッピング代  壱百萬円也!! 
駅長さんもお見送り!
「あかぢ」駅 本当にありました!

次の飲み物は夫《アビスパビール》私《カボス梅酒のソーダ割り》を頼みました。

飲み物を味わっていたら次の食事が運ばれてきました。

《地元産の新玉ねぎのブランマンジェ》

下の白い部分は玉ねぎのムース。上はウニとカニが入ったコンソメジュレ。これを下からかき混ぜていただくようになっています。

玉ねぎのなんと甘いこと!!優しい玉ねぎムースと海の幸がなんと合うのでしょう!!

この料理を監修しているお店のオープンからのスペシャリテと言うのもうなずけます。

スペイン製の手作りガラスの容器と支える重しの石が素敵な食器!料理を引き立てていて目でも楽しい料理です。

ちょっと長くなったので、続きはこちらからどうぞ

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